景の海のアペイリア ざっくり紹介・レビュー
作品紹介
概要
作品名:景の海のアペイリア
メーカー:シルキーズプラスDOLCE
キャラクターデザイン:いつい
シナリオ:範乃秋晴
ジャンル:恋と青春の科学冒険ファンタジーADV
総プレイ時間:25時間程
公式サイト:https://www.silkysplus.jp/game/apeiria/
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あらすじ
2045年の双葉学園で主人公の桐島零一は、偶然にも自我のある人工知能のアペイリアの開発に成功してそれを利用する完全没入型VRMMO『セカンド』を作ったが、それは制御不能でアペイリアを奪おうとしている陰謀に巻き込まれる
ひとことで言うと
VRMMORPG✕タイムリープもの✕ド下ネタ
こんな人におすすめ
SF、とりわけタイムリープものには目がない人
格好良い悪役が大好きな人
アペイリアのビジュアルに一目惚れした人
注目ポイント
下ネタバカの主人公が真面目になる瞬間
シーカーと主人公による手に汗握る心理戦
個人的レビュー(感想:最高!)
総評
軽いノリのVRMMORPGものかな?と思わせておいてゴリゴリにタイムリープものしてたというギャップが良かったですね。
何よりも素晴らしいのは没入感!テキスト自体は万人受けするものではないと思いますが、それを忘れさせてくれる程展開の引きが素晴らしく、
ここまでやったらやめよ
→いやもう少しやろ
→もうちょっとだけやってから~
このスパイラルにすっかりハマってしまいましたよ。売れてる海外ドラマ並みに終わりどころを見つけられませんでした。
タイムリープもの、SFとしては結構凝り性で、若干説明要素が多かった気もします。正直途中ちょっと置いてけぼりにされそうでしたよ笑
また後半〜結末が駆け足だったり、ご都合過ぎるなんていう側面があって、そこはもう少し補完してほしかったな~と感じました。
しかしそれまでが逆に凝りすぎていたので、同じ密度で終盤をやっていたらだれてしまった可能性も否めませんので、個人的にあのたたみ方で正解かなと思ったり。
好きなシーン(体験版範囲)
敵を振り切って、囚われたアペイリアのもとまで届いた主人公
アペイリアを救い出すべく手を差し伸べるが、突如として世界にノイズがかかり、手は届かない…というこのシーン!
最高ですね!このもどかしさやら、壊れていく世界の感覚やらもう大好物です。
タイムリープものはやっぱこういう風に主人公側が何もかも間に合わなくて世界が歪になっていく描写があってこそですよね。
アペイリアを救い出す、この後の本編に繋がるすべてが本格的に回り始めたシーンでした。
押しヒロイン
アペイリア!
庇護欲掻き立てられる外見、立居振舞いがもうストライクです。
後は秋野花さんの声もぴったりマッチしててですね、最初のAIが抜けきってないアペイリアも、人間味を帯びてくるアペイリアももう魅力的で魅力的で。
アペイリアを守りたい、救い出すというモチベーションに200%共感して進められるのはひとえにアペイリアちゃんの魅力のおかげでした。
あと画像のポジティブポーズ、あとネガティブポーズが激可愛で何度もぼーっと見ちゃいました笑
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フルプライスで買っても損はしない作品だと思います。
寝不足覚悟で購入、しましょう!