9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ ざっくり紹介・レビュー
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作品紹介
概要
作品名：9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ
メーカー：ぱれっと
キャラクターデザイン：和泉つばす、ぺろ（SD原画）
シナリオ：かずきふみ
ジャンル：ADV
総プレイ時間：8時間程
公式サイト：http://palette.clearrave.co.jp/product/haruiro/
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あらすじ
白巳津川市。学園都市であること以外なんの特色もない街。進級してまだ間もない主人公の周りに変化が訪れる。大地震により、白蛇九十九神社に祀られていた神器が破損し、平行世界から所有者に特殊能力を授ける装飾品「アーティファクト」が流入した。その人知を超えた力を悪用した人体石化事件が発生したのだった。
石化事件の犯人が、「魔眼のアーティファクト」の所持者と知った主人公「新海翔」は、クラスメイトの「九条都」、妹の「新海天」と共に石化事件の調査と解決に動き始める。
調査の途中で「リグ・ヴェーダ」と名乗るアーティファクトユーザーの組織と対立をしてしまう。その「リグ・ヴェーダ」のメンバーの中に、毎朝見かける学園の先輩「香坂春風」の姿がー
おすすめユーザー
・エロゲ初心者！
・シナリオゲーが好き！
・学園異能力物好き！
・母性に飢えている！
・主人公ボイスありゲーム好き！
・少年漫画的展開が大好物！
・1作目、2作目ともにプレイした人！
個人的感想
総評
起承転結の「転」にふさわしい、佳境に入る物語。
本筋における最終目標も物語中に提示され、これまで謎が多く残っていた人物も掘り下げられ、タイトルも回収され、いよいよ結末へ向かうーという、文句なしの展開でした。
3作の中で物語的完成度は最も高かったと思います。なんというか、瞬間風速のそらいろ、平均風速のはるいろ、という印象ですかね。
みゃーことの物語はあおずっぱい青春、天との物語は儚くも美しい純愛なら、春風先輩との物語は少年漫画的な春風先輩の成長物語でした。
そのきっかけとなってくれたのがこれまであまり掘り下げられていなかったノアというのも良かったですね。ノアルートが開放する次回作への期待が更に膨らみまくりです。
後ですね、ゴーストが超絶可愛い！魅力がありすぎる！あのガサツさの中の優しさが五臓六腑に染み渡りますわー
バトル展開の中で登場した時はもうカッコ良すぎて濡れました。何がとは言いませんが。
要するに、ごーすーこルートはまだですか？？？はよ！！！
…まあそういうノアやゴーストの件も含めて、次回作へのつなぎ方がもう最高でした。
やっぱりエンディング部分が印象的でしたね。同一存在という概念をこう使ってくるのかと正直脱帽しました。あんなに次が気になる終わり方をしたのにまた1年も待たなきゃいけないのが辛いところっす…
押しヒロイン
デスカレー先輩、香坂春風（こうさかはるか）
この先輩、色んな要素盛り込みすぎでしょ笑
正直ここまで愉快な人だとは思いませんでしたよ。ここいろの時点では「え？この人ヒロインなの？」って感じでしたし。
人格は2つあるし、妄想癖も酷いし、幼稚な部分もあるし、かと思ったら母性を見せてくるし、どエロだし、いやド変態だし。
正直好きです。こんなに好きになれるとは思わなかった。
後ちょっとメタ的な話になりますが、ここいろとそらいろだとオドオドモードの先輩の声がちょっと小さいんですよね。（私の環境のせいかも知れませんが）
だからこそこれヒロインになったとき大丈夫か？と思ってたんですが、そこが解消されててほっとしました笑
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手軽に買える金額ですし、ぜひプレイしてみてください！
